
プル系トレーニングの補助ギアであるリストストラップとパワーグリップそれぞれの長所・短所を比較するとともに、おすすめのメーカー品をご紹介します。
目次
■リストストラップの長所・短所
●強いサポート力がメリット
リストストラップをパワーグリップと比較した場合、何回もシャフトに巻きつけるリストストラップのほうがサポート力が強く、ほとんど握っていなくてもバーベルを保持できるほどです。
ただし、それがトレーニングのなかで握力が鍛わりにくいというデメリットにもなりえますので、高重量以外では素手でグリップする習慣をつけることをおすすめします。
●巻きにくいことがデメリット
リストストラップは、慣れるまでは巻きにくく、片側(後でグリップする手)は片手だけで何回も巻きつけなくてはいけませんので、慣れないうちはかなりセット前に時間をとられます。
●リストストラップの巻き方
こちらの動画は、リストストラップの巻き方をわかりやすく解説したものです。
リストストラップは、下からシャフトに通し、奥から手前方向に複数回巻きつけ、最後に手のなかで何度か回してしっかりとバーにくいつかせます。
■パワーグリップの長所・短所
●巻きやすいのがメリット
パワーグリップの最大のメリットは、シャフトに巻く回数が少ないことによる素早い装着で、結果としてセットに入るまでの時間が短縮され、スムーズなトレーニングが可能になることです。
また、リストストラップよりも広く平面でグリップするため、手の平にバーベルタコができにくくなるのも、女性トレーニーにとっては嬉しいポイントです。
●サポート力がやや弱いのがデメリット
パワーグリップはリストストラップに比べると、ややサポート力が落ちることがデメリットですが、逆にある程度は自分の握力でもグリップすることで、握力自体が強くなることにもつながります。
■デッドリフトにはリストストラップとパワーグリップのどっち?
●強いサポート力のリストストラップがおすすめ
デッドリフト(特に高重量の)に使うとすれば、やはりサポート力の強いリストストラップがおすすめですが、握力も同時に鍛えたい方は、あえてパワーグリップで行うのもよいでしょう。
■結局プル系種目にはどっちがいいの?
●高重量以外はパワーグリップがおすすめ
自重を越えるような高重量でのプル系トレーニングにらリストストラップがおすすめですが、それ以下の中重量であれば断然パワーグリップのほうが便利です。
また、低重量トレーニングでは、握力を強化する意味でも、素手でグリップすることをおすすめします。
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■おすすめのリストストラップ&パワーグリップ
●BODY MAKERのリストストラップ
リーズナブルな設定で、気軽な普及品と言えるのがBODY MAKERのリストストラップです。当ジムにもありますが、100kg程度のトレーニングであれば何の問題もありません。
ただし、高重量で繰り返し使用していると縫製が弛んでくるので、定期的に買い替える必要はあります。
●BODY MAKERのパワーグリップ
普及品としてパワーグリップの入門におすすめなのが、こちらのBODY MAKERのパワーグリップです。
●IROTECのパワーグリップ
IROTECからも普及品クラスのパワーグリップが発売されています。使用感はBODY MAKER製とほぼ同様です。
●GOLD’S GYMのリストストラップ
かなりしっかりとした作りで、高重量のトレーニングにも十分につかえるのが、GOLD’S GYMのリストストラップです。
こちらも実際に使用してきた経験がありますが、やや布が固く、シャフトに食いつきにくい印象はあります。
●GOLD’S GYMのパワーグリップ
GOLD’S GYMのパワーグリップも、普及品に比べるとしっかりしており、ハードトレーニングにも十分対応可能です。
なのが、本記事でご紹介しているリストストラップ&パワーグリップは、下記の記事内から入手可能です。
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●GLFIT(旧glory)のリストストラップ
日本代表クラスのパワーリフティング選手にも愛用者の多い「鬼ブランド」の姉妹ブランドがGLFIT(旧glory)です。
同ブランドと同じ工場で作られているため、ハイエンドクラスのトレーニングにも耐えうるハードなリストストラップになります。
●GLFIT(旧glory)のパワーグリップ
GLFIT(旧glory)のパワーグリップも、リストストラップ同様にハードトレーニーにおすすめの逸品です。
なお、GLFIT(旧glory)ブランドのリストストラップおよびパワーグリップは、下記の記事内から入手可能です。
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