【上背部筋肉の名称と作用】棘腕筋群の全筋肉を解説

棘腕筋群は背部にある筋肉のなかでも、上背部浅層に位置する筋肉の総称です。棘腕筋群は別称で浅背筋とも呼ばれており、僧帽筋・広背筋・菱形筋・肩甲挙筋が含まれます。

■棘腕筋群(musculi spinohumerales)

●僧帽筋(musculus trapezius)

僧帽筋は首から中背部にかけて位置する筋肉で、上部・中部・下部に分けられます。上部は肩甲骨を持ち上げ、中部は肩甲骨を内側に引き、下部は肩甲骨を下げる作用があるほか、上部と下部が同時に収縮する場合は肩甲骨を回転させる作用があります。

●広背筋(musculus latissimus dorsi)

広背筋は肩部から腰部中央にかけて広く分布する上半身最大の筋肉で、上腕を引き寄せる作用があります。

●菱形筋(musculus rhomboidei)

菱形筋は脊椎から肩甲骨にかけて位置する筋肉で、肩甲骨を引く作用があります。二層から構成されており、小菱形筋(musculus rhomboidei minor)と大菱形筋(musculus rhomboidei major)に分けられます。

●肩甲挙筋(musculus levator scapulae)

肩甲挙筋は頚椎から肩甲骨にかけて位置する筋肉で、肩甲骨を上方へ引く作用があります。俗に「肩こり」と呼ばれる症状はこの筋肉に起こる現象です。

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